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〜このHPを見てくださった方からの情報や意見、
 それに対してのエリス会メンバ-からの体験談、現地情報等を
 簡単にまとめて出していくペ-ジです。〜




○目次○

全日制日本人学校について。
余暇の過ごし方について。
ド-マンについて。







○日本人学校について。

コネチカット州グリニッジの日本人学校は、アメリカ東部地区で唯一特殊学級を 併設する全日制日本人学校です。 そして、特殊学級はアップル学級と名づけられてます。
必ず、帰国の可能性がある赴任による渡米ならば、できるだけ日本語の環境の中で 学校生活を送らせたい、障害があればなおのこと日本語の環境を維持したいと考える方も 多いかと思います。 そんな思いを考慮に入れて、居住区、学校選びをされる時に、情報のひとつになるのでは ないかと、現在(2002年3月)アップル学級に通学する長男をお持ちの当会のメンバ-に、 学校の概要について詳しくお聞きしましたので、Q&A形式で公開します。
Q:現在のアップル学級について教えてください。
A:今年度(2001〜2002年度)のクラスは、3人の先生(2人は文部省からの派遣、1人は教員免許を有する現地採用)に、 生徒は5人です。今年はたまたま、小学2年生が4人に、5年生が1人です。 その5人の生徒を3人の先生が2-2-1で受け持ちます。
Q:では、定員は5人なのですか?
A:そういうわけではないと思います。 必ずしも、派遣される先生、採用されてくる先生が、それぞれのその時の障害児の障害に 精通してるわけではなく、もちろんその時の障害児の状態も様々なわけで、先生の力量に よって、受け入れ人数も流動的になるのではないかと思われます。
Q:それでは、現地校のスペシャルクラスのようにエイドを入れる、若しくは親がエイドとして クラスに入る、ということではだめなのでしょうか?
A:先生がみれる範囲内でしか考えていないようです。 そして、原則として親の付き添いは認められないようです。 定期的な見学としてならOKですが。
Q:今年の場合は、ほとんど、マンツ-マンのような学習ができるわけですよね。
A:ある意味、日本の特殊学級よりも、よい環境にあるかもしれません。
Q:授業状態はどうですか?
A:もちろん、普通学級とも教育課程は日本と同じ、進度も日本と同じです。 参考に長男の現在(2002年3月)の時間割を公開してみます。
      
月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日
朝の会8:35〜8:45
1時間目8:50〜9:35せいかつ*せいかつかおんがくせいかつさんすう
2時間目9:45〜10:30*たいいくこくごさんすうたいいくおんがく
休み時間10:30〜10:50
3時間目10:50〜11:35こくご*たいいくたいいくこくご*たいいく
4時間目11:45〜12:30コンピュ-タ-さんすう*せいかつかさんすうこくご
昼食12:30〜1:10**
オレンジタイム1:10〜1:40*ゆとり*ゆとり*ゆとり*ゆとり*ゆとり
5時間目1:40〜2:25ア-トこくごア-トこくご*せいかつか
6時間目2:35〜3:20*がっかつせいかつせいかつせいかつX
帰りの会3:25〜3:35

・下校は3:45。
・金曜日は6校時がないので1時間早く帰宅します。。
・ア-トの先生は現地校のアメリカ人の先生で英語で行われます。 (普通学級にはESLのクラスがあります。)
・*印は交流クラス(普通学級)にて受けます。その時には先生が付き添います。 交流クラスの頻度は、その子供の状態を念頭に、親の希望と、その交流クラスの 担任の先生との相談によって決められます。 ちなみに前後しますが、現在の普通学級は1年生から6年生まで各2クラスずつあり、 1クラスは15名〜20名のクラスになっています。
日本でなら低学年の間は週に1日は昼までの日があるかもしれませんが、 ここでは、1往復限りのバス通学が基本ですので、高学年に合わせて一律に6時間授業 となり、特に1年生の間はきついかもしれません。週末になるとヘロヘロになります。
Q:入学時の手続き等はどのようなものなのでしょうか?
A:まず、面接があります。そして、体験入学をします。 私が感じる、入学時の基本的な条件としては、
・座って授業を受けれる状態にあること。
・バス通学が可能なこと。
(バスには運転手さんのみで、介助の方はつきません。
ひとりで乗り降り、シ-トベルトの着用ができることも含まれます。)
・身辺自立ができていること。
が、挙げられます。
Q:費用はどのくらいかかるのでしょうか?
A:この学校は、文部省から認定を受けて、文部省からの先生の派遣は行われていますが、 運営、経営は私立の状態にあると考えてください。 今年度(2001年度)は初等部(アップル学級含)は年間でおよそ$8000くらいです。
Q:かなりいい状態の教育環境だと思いますし、これなら、日本にいつ帰国することに なっても、あまり心配などないのではないですか?
A:ありますよ〜。 一番気にかかることは、特定の日本人だけの環境の中でしか育っていないわけですから、 うたれ弱い部分があるのではないかと気がかりです。
Q:余談になりますが、ウエストチェスタ−地区において、幼児部の日本人学校は どんな様子になりますか?
A:「リセ・ケネディ」と「こどもの国」があります。 どちらも、面談によって受け入れをしてくれます。 長男の場合はリセの方に通学しました。
Q:どうもありがとうございました。



●余暇の過ごし方

1.放課後の過ごし方
放課後に家庭で子供達を見られない家庭のために、日本の学童と同じアフタースクールがあります。参加条件は、共働きや、大学等への通学、片親などとなっていますが、書類審査などはありません。1日だけのドロップオフも受け付けています。 また、ベビーシッターなども安価に雇うことができます。資格等はもっていませんので、特別な配慮がいる場合は、納得のいく方を見つけて、交渉次第になると思います。 友人関係については、低学年の間は、親どうしで、プレイデートのアレンジをして、お互いの家をいったりきたりしたり、公園や図書館に放課後一緒にいったりします。また、タウンのレクリエーションセンターや民間のスポーツ教室も豊富にそろっています。

○アフタースクール(学童保育)
たいていの公立小学校には、共働きや大学等の通学により放課後に家で子供達を見られない家庭のためのアフタースクールがあります。通常、親の自主運営の非営利団体によって運営されています。
アメリカでは、州の法律による年齢の違いは多少ありますが、たいていは、12、3歳以下の子供だけを家におくことが、禁止されています。そのため、この年齢までアフタースクールに参加することができます。料金は、タウンによって、250〜300ドルくらいとまちまちです。
(ニューヨーク市のマンハッタン区内のアフタースクールは無料だと、マンハッタンで中学校の先生をする娘の友人の母親は言っていました。マンハッタン区は、貧富の差が激しく、高級なマンションがある一方、公共のサポートを受ける貧しい世帯が非常に多いので、市によりサポートがされているためだと思います。)
時間は通常、学校の終わる2時40分から6時半または7時位までです。学年別に15〜20人位のグループに分かれてスポーツをしたり、アート(作品づくり)、料理などを曜日ごとにテーマを決めて行います。それぞれのグループには、カウンセラーが3人位つきます。その他に高校生のボランティアが、加わったりします。障害児の受け入れについては、特に規定はありません。
タウンLの場合、常時4,5人の障害児が参加していました。障害児のために、特別にアシスタントはつきません。しかし、アメリカ市民やグリーンカード(永住権)保持者の場合、アフタースクールにエイドをつけることが、州のサービスでできるということでした。受け入れは、タウンの住人であれば、養護学校やプライベートの学校に通っていても利用できるとなっていますが、実際に他の学校に通っている人はいませんでした。下記に掲載しているようにベビーシッターの料金が安価なので、アフタースクールに行かせず、ベビーシッターやナニーを頼んでいるかたも多くいます。また、民間のナーサリーを経営しているところでも、アフタースクールを 実施しているところもあります。
アフタースクールプログラムは、各タウンの教育委員会(board of education )に問い合わせをすると連絡先を教えてくれるます。
ちなみに、NJ州のアフタースクールのプログラムの管轄は、Division of Youth and Family Service' Officeです。

・MA家の場合
日本人学校の場合、バス通学なので、朝7時30分に家をでて、帰宅は毎日4時30分です。
 家に着くと、まずはその日の報告と宿題。(毎日必ずでます。)その後に食事をとり、就寝といった一日です。  1年生〜中学3年生までが同じバスで登下校するのでどうしても低学年のうちから6時間授業になってしまいますが、  午後はほとんど勉強の時間はなく生活などの時間で過ごしています。
 (しかし週末は疲れてヘトヘトのことが多いです)
 ですから、遊ぶのは、おもに金曜日に、プレーデートをしたり公園でおもいっきり遊んだりしています。

○ベビ-シッタ-
アメリカでは、日本より安価に、手軽に、ポピュラ-にベビーシッターを雇うことができます。

・A家の場合
州のカウンティにベビーシッターを紹介してくれる部署があり、住所をいうと近くのかたを紹介してくれます。ここで紹介してくれるベビーシッターの多くは、月ぎめでの雇用を希望しています。日本人のかたの場合は、日系スーパーなどに広告がでていたり、タウン誌にのっていたりします。料金は、1人5ドルから12ドル位で、子供の人数に応じて割り引いてくれたりもします。家に連れて行く場合と、こちらに出向いてくれる場合があります。数人のかたにお願いしましたが、今のところ、ダウン症であることで断わられたことはありません。

・MO家の場合
近所の方が(日本語&英語OK)自分の家で子供を看てくれます。これは、個人的なつながりですので、特に娘がダウンである事は 話していません。 自閉症のお子さんを持つ、仕事を持っているママも利用されています。 1時間$4.50。夜中までもOKです。お泊りは不可。
個人ベ-スでシッタ-を頼む場合、どこまでの障害ならOKなのかは そのシッタ−さんとの、これも、話し合いと、信頼関係と、度量に 寄るものではないでしょうか?

○カルチャースクール(習い事)
・MO家の場合
普段は週に1回、ダンスを習いに行っています。 30分、バレエ。30分、タップダンス、の1時間です。 下の娘が通う学校の音楽&ダンスの先生が個人的に開いていらっしゃる教室に、 下の娘と共に2人で通っています。 通うにあたって、事前にもちろん、ダウンであることは 話してありますが、先生の指示に従えれば、問題はなし。 少人数で指導をしてらっしゃるところにも成功があるのかも。 彼女のクラスは総勢で5人ですから。 楽しんで通っています。 料金は1回のレッスンが1人$10です。

ピアノのレッスンをこの夏から(2001年)はじめてみました。 (余談ですが、先日、日本に帰国されたこの会のメンバ-でもある、塚本家に譲っていただいたのです!) ピアノを習わせる事は1年前から予定してました。 日本食料品店の掲示板で、“英語でピアノの指導をします”という方を見つけたからです。 先生は英語オンリ-の中国人の先生です。 ジュリア−ドを卒業、コロンビア大学で幼児教育の課程もとられた、という経歴の方です。 でも、ダウン症の子を教えるのは初めてとの事。 快く引き受けていただきました。 料金は1回30分のレッスン、2回で$45です。 週に2回受けています。

・A家の場合
タウンの主催するスイミングスクールは、会員なら15ドルで、2週間のコースに参加できます。タウンのプールは、5月末から9月のはじめまで使えて、家族会員で350〜400ドルです。2〜6人に2人の先生がつきます。ダウン症ということで、参加できないことはありませんでした。


2.長期休暇の過ごし方
アメリカの夏休みは、3ヶ月ほどあります。この夏休みをどのように過ごすかは、いろいろな選択肢があります。勉強主体のサマースクールから、レクリエーションの活動が主体のサマーキャンプ、また、夏の間は仕事をセーブして子供達とバケーションにでかけたりと様々です。

○サマ-スク-ル
障害をもつ子供達のために夏季の休暇中も、無料で延長の教育を受けることができます。通常、4〜6週間で、同じ学校内で行う場合や、スペシャルスクールで実施する場合などがあります。

・MA家の場合
 夏休みは、6月半ばから8月半ばまでで、現地校より少なめです。
 (そのかわり春休みが1ケ月あります。これは日本人学校の先生の移動があるためです。)
 今年は夏休みに登校日を作りアップル学級の子供だけ特別に学校に行きました。
 (まあ2時間ほど観察日記をつけたり、先生と話をしたりして2学期をスムーズにむかえられたら・・・
 というのが親の狙いなんですが。)
アップル学級(特殊学級)の先生は親の意見をよく聞いてくださるので、子供との関係も手に取るようにわかります。  (もちろん親の参加も多くなるのですけど・・・)

・MO家の場合
レギュラ-の学校が6月に終了した後、 住んでいる市には延長教育する学校がないため、 住んでいる市の教育委員会が、近隣のSpecial Schoolに 子供の査定書を送付して、夏の間に受け入れてくれる学校を探してくれる。 費用は市、郡、州の折半。 (実際額、配分比率は知りません。) 今年のサマ-スク-ルは郡直轄。 でも、バスのサ-ビスは市の手配です。 どこでもそうなのか、同じ州内だからなのか、タウンがちがっても、 タテ、ヨコのつながり、情報の開示がスム-スに感じます。 下記キャンプは100%遊び尽くすのが目的なのに対して、 サマ-スク-ルは文字通り、"学校"の延長です。 9:00から15:00まで。
この学校について−参考:http://www.nassouboces.org

・A家の場合
今までの小学校内で、通常の学年の終了する6月末より8月第1週まで行われる。朝8時半から12時半まで、ランチ持参。算数と英語の他、ST,PT,OTを30分受ける。先生は、夏季の契約により通常の先生と同じであったり、違う先生であったりする。


○サマ-キャンプ
サマーキャンプには、タウンの主催する学校や公園で行われる安価なものから、YMCAなどの非営利団体のもの、プライヴートの主催する多彩なアクティビティのそろったもの、又は、とまりがけで自然公園に行くものまで、さまざまなものがあります。たいていは、1週間単位や2週間単位で申しこめるので、長い休暇をいろいろ組み合わせて楽しめるようになっています。

・A家の場合
タウンLが主催するサマーキャンプは、6週間で200〜250ドルです。朝9時から12時または、2時までどちらか選択できます。3歳から小学生までで、3〜5歳のクラスは小学校、小学生は公園で行われます。2〜3回タウンのプールに行く日やトリップもあります。25人にカウンセラーが3〜4人です。ダウン症の娘はこれには参加したことがありません。同じタウンのお友達を作る良い機会になります。 アフタースクールの主催するサマープログラム アフタースクールに通常参加している児童を対象に、タウンのプールの隣のナーサリーを借りて、サマープログラムが朝7時半より6時まで行われています。午前中は、アートやテーマ遊びなど、午後は隣のプールに行きます。うちの娘は、午前中はサマースクールに行くため、12時半に学校に迎えにきてもらい午後のみ参加しています。他に4,5人同様の子達がいて、一緒にきます。料金は、半日でも同じです。また、週に1度はフィールドトリップに動物園や水族館などにでかけます。1週間単位で申し込め、155ドルにトリップ代が別途必要。15人位に2人のカウンセラーと高校生のボランティア数人。

・MO家の場合
私共が利用している学校のキャンプは私立学校が主催のものです。 ダウン症である娘の受け入れに関しての問題は特にありません。 ただ、それは、これは誰でもですが、医者の診断をうけて、 (健康診断)、団体生活に支障がないという判断の元です。 プラス、全くレギュラ-な学校なので、障害児の扱いには何も 知識はありません。(専門家はいない) しかも、キャンプの間は子供達の世話をする学生のアルバイトが 大量にいるので、専門的指導は望めません。 だから、逆に(嫌な言い方ですが)健常児と何ら変らない扱いを うけるし、周りもそう見るので、ある意味、社会性は伸びます。 (ここでは当然のことですが。) ただ、2人〜3人の子供に1人の学生バイトOR カウンセラ-(大人の指導者)が付くので、手厚いのは事実。 受け入れは話し合いしだい。(たぶん、身障児も) むげに断わられることはないように思う。(この学校の場合) 私達の場合も、とにかく受け入れてみて、問題が生じた時に 考えましょう、ということでした。 普段の生活態度も参考にされるので、学校の先生と連絡の取り合いをして、 彼女に関する情報を共有化されます。 参考までに今年の費用は、 9:00から14:00のミニDAYで4週間、$3190。      16:00までのフルDAYなら$3390。 20:00までの延長クラスもあります。(別途お金はかかる) そして、関わりのあったスタッフに心付けも要。 私立ですから。(苦笑)
この学校について-参考:http://www.northshoredaycamp.com




●「ド-マン」について。

〜あるメンバ-の体験談〜
私は、ド-マン体験までにはいたってませんが、体験するべくフィラデルフィアの本部から 資料を取り寄せ、研究したことはあります。
まず、指導はフィラデルフィアの本部で親のみの研修が2週間〜1ヶ月行われるようです。 実際に直接子供をみてもらえ、助言をもらえるようになるには、すごいプロセスを重ねないと、 みてもらえないんですよね〜。教材(ドットカ-ド等)も結構、いいお値段のようですよ。 ?の部分が出てきたので、体験自体はやめましたが。
あと、ド-マンの本に、カ-ドを自分で作るマニュアル(カ-ドの寸法とか、文字の太さの寸法とか、やり方とか)が、 載ってるんですが、私はそれを多岐に利用しました。
例えば、ひらがなをその寸法で、指定色でカ-ドを作って、フラシュさせる回数とか、時間とか。 効果があったかどうかは不明・・・。
今の娘を見てると・・・? ですが・・・。親の気休めにはなるかもしれません。
私のド-マン経験はこんなところです。

参考文献
「子どもの知能は限りなく」
〜ド−マン博士の赤ちゃんからの知性触発法〜
グレン・ド−マン著  人間能力開発研究所訳
サイマル出版会 刊

もっと、詳しい情報をお知りになりたい方は、
ド-マンについての代表的なHPは
ここです。



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